ハイアーセルフとは

この記事について

ハイアーセルフは高次の自分であるとされていますが、具体的にはどのような意味なのでしょうか。
この記事では、そもそもハイアーセルフとは何かについて説明します。

この記事を読んでわかること 

意識の構造
ハイアーセルフとは何か
顕在意識とは何か
潜在意識とは何か
次元とは何か
ハイアーセルフと繋がるメリット
引き寄せの法則で潜在意識が重視される理由

人は身体と心で出来ている 

まず、人とは大きく身体と心という見える部分と見えない部分の二面性がひとつになることで出来ており、身体と心は密接に繋がっています。
更に見えない部分は感情(顕在意識)と魂(潜在意識)の2つに便宜上分けて説明します。 

顕在意識と潜在意識

肉体で日常生活を送る上で使っている意識が顕在意識や表層意識と呼ばれる領域です。顕在意識は全体の1割にも満たず9割が潜在意識です。 
ページ上の画像のように、水面から出ている僅かな部分が顕在意識です。

更に深い領域ではユング心理学で言われている《集合的無意識》、スピリチュアル界隈で使われている《ワンネス》に繋がっていきます。

意識の世界は多次元構造

意識の深度は膜の様な構造をしており、心理学では前述の通り顕在意識・潜在意識・集合的無意識と分類されています。
この意識の深度をスピリチュアル用語では次元という言葉で表しています。 
同じことを示していますが、便宜上以降は次元という用語を扱うことにします。 

このことから各次元に自分が存在しています。

また集合的無意識の領域ではあらゆる意識がひとつとして繋がっている意識であると言われ、スピリチュアルな言い方をするのであればワンネスや宇宙意識、或いはアカシックレコードや宇宙書庫と呼ばれ、八百万の神など高次の存在に繋がる次元とされています。
つまり人の意識を深く潜っていくと、大自然そのものという意識に辿り着きます。

その意味で人は《自然の一部》であり《ミクロコスモス》。そして深層では《自然そのものである》とも言えます。
色即是空 空即是色。物体とは空(くう)であるとはこのことに由来します。
この意識の領域を《オーバーソウル》とこのホームページでは便宜上定義します。

各次元に己が存在しているならば 

少し壮大な話になりましたが、つまるところ各次元に己は存在しています。そして高い次元にいる自分は、今このときを生きている自分より広い視野で物事を捉えることができる。この自己を《ハイアーセルフ》と呼んでいます。
だからこそ、ハイアーセルフと意識して繋がることが出来るようになることで視野が広くなり、自分の人生を見通しやすり、それによって自分のやりたいことが実現しやすくなっていくのです。